本当は哀しかった。


本当の自分を見て欲しかった。
愛されたかった。
自分を必要として欲しかった。
悪口を言われたくなかった。



上辺だけの関係は嫌だった。

だけど……
嫌いだと言われたくなくて、
自分を偽ってきた。



こんなにも
素直じゃない自分が大嫌いだった。




ーーでも

あなたが私に声をかけてくれたとき

なぜか救われた気がしたの。




あなたは私の敵ですか?

それとも味方ですか?