クリスマスマジック



森田君か…。上履きの色赤だから同い年だよね?

優しいな…。



「よしっ。これで運ぶの終わり?」


「はい!森田君、ありがとう!あっあの…お礼になんかしてほしいことある…?」


「あー、お礼か…」


森田君は悩んでいてしばらくするといいことを思いついたのか、

ニヤっとした後私の腕をひっぱり歩き出した。

「ちょっ…森田君?!どこ行くの?」


「体育館。」


体育館?!何する気っ?!もしかして倉庫とかで襲われるっ?!


「襲わねえよ。ばーか。」


…考えてることバレた。私自意識過剰じゃん!恥ずかしい!