「俺?してねえよ。それよりこれ、教材室?」 彼は床に散らばった教材を拾い集めてくれた。 「あっ、はい!でも大丈夫だよ。私一人で運べるし!」 「いいよ、手伝う。また転ばれても困るし。」 ドキッ また心臓がなった… 「あっありがとう!あの…名前は?」 私は彼と仲良くなりたいなぁっていつの間にか思っていた。 「森田和樹…。」