少しの勇気

今日も、いつもと変わらない日々。

そんな事を考えながら廊下を歩いていると、

「メイちゃんって可愛いよな。」

「そりゃ、モテるよ!」

男2人組みがそんな会話をしながら横を通っていた。

確かに、メイは可愛い。
目もクリってしてるし

いつも隣にいるけど、周りからは「引き立て役」とも言われている。

ドンッ!!

「いったぁ…」

「あ、ごめんなさい!あら、引き立て役さんだわ。
あなたも、大変ね。」

「この子も頑張ってるのよ(笑)ま、無理かしら!」

メイの事は好きだけど、こんな事言われると自分を憎みたくなる。

一筋の涙が、頬をつたった。

ダメ。思い出しちゃ…

「ねぇ、今の言葉どうかと思うんだけど。」

上から、声が聞こえる

「な、何よ!もう!」

女たちは走って行ってしまった


誰だろうと見上げてみると、そこにいたのは、小山君だった。