「沙耶あー。もう夏なのになんで学校こなきゃなんないのー」
「なーにいってんのー。もうすぐ夏休みじゃん!てか樹莉彼氏できたの?」
「はー?嫌味ー?けど好きな人はできたよん」
「え?だれ?」
「ハヤト♡」
「えー、まじ?」
「まじまじ♡」

昼休みのガールズトーク。
正直どうでもよかった。

「樹莉」
「まーくんじゃん、どした?」
「今晩さ、樹莉ら4人と俺らも4人さそうからあそばね?」
「え!まじ?誰誘うの?」
「俺、アユム、ハヤト…」「いく!」
「はえーな」
「ねー、愛羅だめー?お願い!私の人生まじかかってんの!お願い!」
「えー。そこまでいうなら……」
「もう愛羅だいすき!」

断ることができず、okしてしまった。

「ってことなの。」
「愛羅は優しいな。けどちょっと不安かもな」
「私瑞樹誘お!っていえばよかった」
「それじゃ空気悪くなるよ」
「私の機嫌はいいけど」
「なんだよ」

瑞樹はいつものように頭をくしゃっとなでた。

「そういえば愛羅の家って引っ越してからきたことなかったな、」
「そうだっけ?」

学校帰りに寄った私の家。
瑞樹はリビングをみて黙った。

「ママさんの部屋みたいだな」
「でしょ。そうしてんの」
「辛くない?」
「辛くない。お母さんいるみたいでなんか落ち着くよ。寂しいけどね」

瑞樹は鞄を置いて私を抱きしめた。

「家近いんだから呼んでくれたらすぐくるからな?」
「瑞樹ありがと」

瑞樹にコーヒーをだしシャワーをあびた。
バスローブを巻いてリビングへいくといつもは誰もいない部屋に瑞樹がいる。
ほっこりした気持ちになった。
ソファに座る瑞樹を後ろから抱きしめた。

「愛羅?」
「瑞樹大好きだよ」
「俺もだよ」

恋人なんかじゃない。
愛人なんかじゃない。
お互いの体内にお互いの血が入り、同じ所に証をあけている。

「瑞樹…綺麗?」
バスローブを脱ぎ裸の私。
「綺麗だよ。なんか色気すごいね」
「そうかな?けど胸はおっきくなったよ」
瑞樹は私を抱きしめた。

「身体冷えちゃうよ。」
「瑞樹あったかい」

私は玄関側にある部屋。
服、バッグ、靴、小物が置いてる部屋。
黒のスキニーに黒の短めのビスチェをきて髪を巻き、化粧もちゃんとして赤のクラッチバッグ。黒のピンヒールをはいた。

「愛羅お腹冷えちゃうよ」
「大丈夫!」
「愛羅気をつけてね」

瑞樹はおでこ西宮キスをした。