「愛羅大変そうだね」
「瑞樹にはばれちゃうね」
「そりゃね。愛羅が好きそうな子じゃないもん。3人共」
「いい子なんだけどね」
「それはみててわかったよ」
「けど私より瑞樹のほうが大変そう」
「え?」
「入学してからあの感じ?」
「あぁ…うん。ほら」
瑞樹が鞄からだしたのは封筒とお菓子。
「毎日。日替わりで」
「瑞樹糖尿病なりそうだね」
「まじな。ま、和樹にあげてるけど」
「それはひどいかも。和樹くん元気?」
「おん、元気すぎるくらいに」
和樹くんは瑞樹の3つ下の弟。
「瑞樹…彼女つくらないの?」
「おれは愛羅みてなきゃだめだから」
「そんな…私大丈夫だから」
「いや、俺がみてたいの。彼女できてもきっとお前優先にしてしまうだろうからな」
「だめだよ。彼女できたら私ほっといていいから」
「俺はお前いたらいいから」
瑞樹は私の手を握ってそういった。
「瑞樹、今年もいかなきゃね」
「そうだな。元気かな。仁」

