「ヒナ」 後ろから声が聞こえてきた。 「ごちそうさまでした、これで家に帰ります」 手に持った食器を流し台に置きテーブルの横に置いた鞄を手に取ろうとした。 「なに急いでるんだ、明日は休みだろ、それとも何か・・・急がないといけない理由でもあるのか?」 なにも・・・ 何もないけど・・・ この空間にいるのがイヤなんです。 だって・・・パパと呼ばれる虎先輩に謎の幼稚園児、大河君。 どうみても理解不可能なんだもん、絶対、関わらない方が身の為だと思うの。