『もう帰るって、どうして知ってるんですか?』 『さっき香月からメールがあって『cafeまで迎えに来い』って』 香月君・・・いつメールしたの? 『帰ります、迎えに来てくれるんですか?』 『もう傍に来てるけどな』 『どこですか?』 「ここに居るよ」 後ろから声が聞こえ振り向くと虎先輩が立っていた。 「早いデートだったんだな」 虎先輩は、私の手を握ると歩き出した。 「はい」 「何話してたの?」 よく考えると虎先輩の話ばかりで最後に香月君の話を少しだけ聞いたような気がする。