「桃井・・・これからも友達でいてくれるか?」 「うん、友達だよ」 私は、香月君の前に小指を出した。 「約束、それじゃ又学校で」 小指と小指が重なり目を合わせると笑った。 大切な友達。 小指を離すと香月君は手を振って帰って行く。 ・・・帰ろう。 家の方に足を向け帰ろうとすると鞄に入れていたスマホが鳴り耳に押し当てる。 『もしもし?』 『もう帰るのか?』 虎先輩。