「虎先輩を想う気持ちはダレにも負けません!」 「はぁ、虎だって遊びたい時あるでしょ」 「虎先輩は、そんな事しないです」 「あ~虎の中学の頃知らないんだ、今は大人しいけど昔は派手だったんだよ~その頃出会えば、アンタなんて見向きもされないから」 「昔は、昔です。今は、凄く優しい虎先輩なんです」 「もう分かったから出て行きなよ、ストーカーだって知られたら困るでしょ?」 「気にしません」 ガラっと会議室のドアが開いた。