「は?あ~笑っちゃう。最近会ってないんでしょ?それに待ち伏せしてまで何してたの? マジ引く。あのさ~虎と私、中学の頃友達以上の関係だったの。今はさ、虎アンタに気が言ってるけど どうせ私の所に戻ってくるから。重たいって、もっと楽にしてないと虎逃げちゃうよ」 由紀先輩は、そう言うと、クスっと笑いながら椅子から立ち上がり私の顔をジロっと睨んだ。 「なんで、こんな、お子様がいいのかな?私にカレシがいるから遠慮してるとか?」 見かけは美人なのに蓋を開ければ、最低な人。