「虎、こっちに座りなよ」 「ここでいいわ」 虎先輩が椅子に座ると離れていたはずの由紀先輩が横に座った。 「ね~虎、最近カノジョと遊んだりするの?」 「忙しいから、あまり会ってないな」 「あのさ~もし良かったら今度カラオケ行かない?」 「別にいいけど」 「2人で・・・」 由紀先輩は、虎先輩の顔をうかがうように見つめた。 やっぱり由紀先輩と虎先輩は、友達以上の関係だったのかな?