香菜ちゃんは、そう言うと私の鼻先をつまみ引っ張った。 「自信持ちなさい。後も先も虎先輩の横にいるのはヒナ1人だけだよ」 ・・・っう香菜ちゃんありがとう。 鼻をすすりながら1限目の教科書を机から取り出すと、胸に手を当て深呼吸をしたのだった。 急いで購買に行かないとパン買いそびれちゃう。 4限目が終わり急いで階段をダダッと下り人混みの中を分け 中に入ってパンを3個ほど掴み、お金を払って1階にある自販機でお茶を買った。 これでご飯にありつける。