今は、虎先輩と一緒に見てるんだ。 いつか大好きな人と蛍を見るって事が夢の一つだったかもしれない。 「虎先輩?」 「ん?」 「来てくれてありがとう」 「オレも、ヒナと見れて良かった。ありがとな」 虎先輩の腕を掴み空を見つめてから虎先輩に視線を落とし 「ヒナ」そう呼ばれ顔を見つめると唇がそっと近づいてきてキスをした。 蛍がキラキラ舞ってる空の下でキスをするなんて、きっと永遠の思い出だよ...。