「虎先輩~重いですよね、大丈夫ですか?」 「大丈夫って」 朝、おばあちゃんに起こされ、横を見ると居るはずの虎先輩が居なくて目をキョロキョロさせた。 『虎ちゃんは、畑に野菜取りを採りに行ってる』そう、おばあちゃんに言われ 急いでパジャマから服に袖を通し、髪を整え家の裏にある畑に向かうと虎先輩が麦わら帽子を被り野菜たちを採っていた。 『虎先輩!』 畑に向かって叫ぶと私に気づいた虎先輩は、採りたてのトマトを持ち嬉しそうに笑った。