「ドーベルマンね」 「えっと...そんな感じです」 「奏ってダレなの?」 「向かいに住んでるお兄ちゃんです」 「昔から知ってるの?」 「ずっと昔から知ってます」 虎先輩の眉がピクリと揺れた。 「ヒナ寝るぞ」 「え?」 手に持っていたスマホを取り上げられ手を引っ張られると部屋に行き同じ布団に入って後ろから抱きしめられた。 「虎先輩もっと離れてください」 「ヤダ」 「でも...暑いし」 「長野は涼しいからこれでいいの」 抱きしめられているのにギュッとされ心臓がドキドキしてきた。