今日もイジワルでわがままな虎先輩に振り回されてます。



「な、何でもないから、取りあえず遅いし、また明日ね」


奏くんの背中を押し靴を履かせると無理やり押し返し居間に戻ったところでポケットに入れていたスマホのメール受信の音が鳴った。


じっと見つめる虎先輩。

仕方なく、虎先輩の前でメールを確かめる。


『ヒナ、カレシが来てたんだな、悪かったな~実は、さっき連れて行った子は、結婚しようって思ってた子で...


少し前ケンカして、あまりにも煩くて黙って実家に帰ってきたら追いかけてきたみたいで...


恥ずかしい所、見せちゃったな~取りあえず、又連絡するわ。今日はドーベルマンと仲良くな。奏』


動かしていた親指を止め虎先輩を見た。