「悪い、1人で帰ってくれるか?又連絡する」そう言って女の人の手を引っ張り人混みの中に消えていった。 一体何だったんだろう? 奏くん特定の人は、居ない、みたいな事言ってたけど居たんだ。 ・・・帰ろう。 ぼっと立っていた私は、駅の方へ歩きはじめる。 虎先輩何してるかな一緒に線香花火したかったな~やっぱり一緒に旅行も行きたかったかも。 でも虎先輩バイトで忙しそうだったし。