「虎先輩に限ってそんな事無いから」
「年上なの?」
「う、うん」
「盛ってるな」
「何、盛ってるって?」
「お子様は気にしない」
奏くんは、ニカっと笑いながら私の頭をクシャクシャっとして大学の事とか色んな事を話してくれて気づけばおばあちゃんの家についていた。
「ヒナ、夜、飯でも食いに行くか?」
「ん・・・疲れてなかったら電話する」
「分かった、そんじゃな」
奏くんは、手を振り向かいの駐車場に車を入れるとスマホを耳に押し当て家の中に入っていった。
さてと...おばあちゃんいるかな?
鉄で出来た黒い小さな門を片手で押し、中に入って玄関を開ける。

