今日もイジワルでわがままな虎先輩に振り回されてます。



「大きくなったな。昔はオレの胸あたりより低かったのに」


「え、いつのこと言ってるの?もうとっく越してるよ」


クシャっと笑う顔は、相変わらずカッコいい。


「これ、荷物?」
「うん」


カートを車のトランクに入れ「助手席に乗れよ」そう言われ車に乗ると奏くんは、ニコニコ笑いながらアクセルを踏み込んだ。


「ヒナ、もう高校生になったのか?」

「そうだよ、奏くんは、23歳だっけ?」

「あ~23歳、気が付けば20代半ばになるよ」

「カレシとかできたのか?」

・・・ドキ。

「えっと...おかげさまで出来ました」