泣いていたのに、もっと泣きそうになって顔を下に向けると 『これでお揃いだ』そう言った虎先輩の顔は凄く優しくて、心臓が止まるんじゃないかって思った。 本当に嬉しくて、これ以上の幸せは、無いって思ったのに... 今度は、日に日に、虎先輩の傍にいるとドキドキして好きだって思う気持ちを抑えるのが精いっぱいで。 でも...なんとかコントロールして、今に至るんだけど、やっぱりドキドキは抑えられない。 心臓が2つほしい。 「もう直ぐ夏休みだな」 「うん」 「夏休みは、何するの?」