でも...私は、龍平先輩より虎先輩の事が...ちゃんと龍平先輩に伝えようって思ってる。 こんな曖昧な態度はダメだって分かってるから。 「あの...龍平先輩、話したい事があるんです」 持っていた箸をお弁当箱の上に置き龍平先輩を見ると小さく息を吸って吐いた。 「何?」 「あの...私...龍平先輩の事...」 「ヒナちゃん黙って」 龍平先輩は、ため息を吐いてから紅茶を飲み髪をクシャクシャっとして空を見つめたまま呟いた。