「悪い...それは出来ない」 「どうして?」 「帰れよ。お前、自分の気持ちさえ分からないのに、俺の気持ちが分かるわけないだろ」 自分の気持ちって? 虎先輩の気持ちって? 分けわからないよ! 掴まれている手を離され、もう一度「帰れ」そう言われると虎先輩は、マンションに入って行ってしまった。 「虎のばか!」 自分でも訳が分からず、家に帰って2階に上がりベッドに倒れこむとスマホを頭上に放って天井を見つめながら泣いた...。