虎先輩はスリッパを拾うとクルンと向きをかえ私の傍に来るとゴンと頭をたたき息を吸ってから口を開ける。 「何してんだよ、この病人が!」 「病人じゃないもん」 「あのな!」 くっと手を掴まれると目が重なったはずなのに...逸らされる。 「どうして...どうして...そんなに冷たいの?」 「関係ないだろ!」 「関係なくないもん、気になって気になって仕方なくて、胸が苦しくて生きた心地しないの!だからムシしないで前みたいに私の傍で笑ってよ」