今日もイジワルでわがままな虎先輩に振り回されてます。




「ヒナ、大丈夫?」


声が聞こえてきて目を覚ますと香奈ちゃんがリュックを手に持ち横に座っていた。


「香奈ちゃん...」


香奈ちゃんは、私の顔を見下ろすと、ため息を吐いた。


「虎先輩が心配してたよ。土曜日も倒れたんだって?しかも痴漢にあって大変だったんだってね。どうして言ってくれなかったの?」


どうしてって...

「ごめん、大して事ないって思ったから」
「それだけなの?」
「それだけって?」

「言う事無いなら別に気にしないけど...もし悩んでる事あったら言ってよ友達でしょ?こういう時に友達って必要なんじゃないのかな?」