「龍平先輩」
「ヒナちゃん探したよ。1年の教室に行ったら職員室に行ったって聞いて来たんだ」
ニコっと笑いながら龍平先輩は、私の手を掴んだ。
「えっと...どうしたんですか?」
「一緒に、お弁当食べようと思って」
「...屋上で食べるんですか?」
「イヤ?」
イヤじゃないけど...虎先輩の顔を出来れば見たくない。
見たら、きっと苦しくなるから。でも...そんな事を龍平先輩に言えない。
「イヤじゃないです...」
「じゃ行こうか」
手を引っ張られ1年の教室に戻ると、お弁当を持って入り口で待ってる龍平先輩の場所まで走った。

