「桃井このノートを職員室まで持って行ってくれるか?」 4限目が終わり教科書を片づけていると担任の先生に声をかけられ軽く返事を返すとノートを抱え職員室まで歩く。 職員室は、1年の教室から階段を下りて玄関を通り過ぎ少しくぼんだ場所にある。 早く行かないと休み時間が終わっちゃう。 急いで階段を降り職員室に入ると頭を下げ先生の机の上にノートを置いた。 よし、これでOK。 もう一度頭を下げると職員室を出ようとした所で「ヒナちゃん」と声をかけられ振り向くと龍平先輩が立っていた。