「んんん...」 「ヒナ起きたのか?」 目を覚ますと虎先輩がベッドの横にある椅子に座っていた。 「えっと...虎先輩...」 ゆっくり上半身を起こし虎先輩をチラっと見た。 「悪い、もう帰るわ...」 虎先輩は、椅子から立ち上がると部屋から出て行こうとした。 行かないで下さい。 そう言いたかったはずなのに虎先輩の困った顔が脳裏に浮かんで、その言葉を飲み込んだ。 「ありがとうございます」 「・・・ムリするなよ。飯作っておいたから食べよろ。それから...又明後日な」