転びそうになった所を虎先輩に手を引っ張られ顔が虎先輩の胸に当たり思わず手で離す。 「履きなれない靴なんて履いてくるからだ」 虎先輩は、そう言って私の頭をポンと叩き龍平先輩の前に立った。 どうして、そうやってイジワルを言うの?龍平先輩の前で可愛くいたいし、綺麗だって思われたいのに。 「ヒナちゃん、ごめんね。最近虎君機嫌が悪いの。いつもはヒナちゃんの事凄く褒めてるのよ」 褒めてるってありえないです。どうせドジだとか天然だとか、そう言った類だって分かってます。