「それじゃ~ごめんね、ヒナちゃん借りるから」 龍平先輩は、私の、お弁当をチャチャっと閉めトートバックに入れると手を掴んで教室をあとにし屋上へ向かっていく。 「あの...龍平先輩、2限目が終わった後に用事があったみたいなんですけど・・・」 「あ~用事って訳じゃないけど、お昼、一緒に食べようって思っただけだよ」 「そうだったんですか」 ふぅ・・・と聞こえない程度の息を吐き手を引っ張られながら屋上に行くと 正面のベンチには、嬉しそうに、お弁当を食べてる虎先輩と朝見た河合先輩が座っていた。