ニカっと笑う虎先輩は、ダレが見てもカッコよくて...背も高くて頭もいい。 後輩に接する時も優しくて...皆の憧れで...だけどそれは表の顔で、裏の顔は、最悪。 どうして私にだけイジワルするんだろう? 「いいです、自分で食べます」 虎先輩からスプーンを奪った。 「何、拗ねてるの?」 「拗ねてません」 「龍平とのデート邪魔するからか?」 「そ、そんな事ないです」 茶わん蒸しをパクッと食べ虎先輩にスプーンを返すと茄子を口の中に入れる。