「残念、用事があるから~又ね子猫ちゃん」 そう言って虎って人は、私の頭を撫でると背中を向け、どこかに消えていった。 ・・・危機一髪。 チャイムが鳴らなかったら、もう終わりだって思ったのに目を開けた途端、あの綺麗な顔が目の前にあってドキッとしてしまった。 でも...私の初めてのkissは先輩以外ダメなの。 ドキドキした心臓を落ち着かせ、もう会う事無いだろう~なんて思いながら入学式場である体育館に入り大人しく座って少し時間が経つと