………なんて言葉を全て飲み込んだ僕は拍手されてもおかしくないんじゃないか。
というかその場合、盛大に頼みたいくらいだ。
沈黙を貫く僕にかけられたのはやはり明るい声。
「あぁー。もしかして明日から来ない気?
そうでしょ!そうなんでしょ!」
おまけにそれが無駄に確信をつく上、当たってるときた。
面倒くさいな…
最早隠す気もなく、大袈裟なくらいため息を吐く。
そんなことでめげない相手だということは出会って3分で実証された。
「絶対見つけるんだからぁ…。覚悟しててよ!」
逆に燃えてる始末。
その自信と気迫は一体どこから湧いて出るんだ、まったく…。


