悪者女子の恋心!

「んぅ…」


ぱちり、と目が開き視線が合う。



「な…っ何をしたっ」

「キス?」


真っ赤になって答える英野はまるで…人形みたいだった。

「ファッ…ファッ…」


意味不明な言葉を呟いている。


「何?」

「ファーストキスぅ…」

今度は布団に突っ伏した。