悪者女子の恋心!

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─凜side─


何、コイツ。


俺に寝ると告げ、どうせ寝たフリだろうと俺が顔を見ると…スースーと寝息をたてて眠っていた。



「嘘だろ…」

虚しく響く俺の声。

無防備すぎる。

いつもは警戒しまくった小動物みてぇなのに。


なんかちょっと可愛いけど。

なんて思っていると、急に英野が顔を歪めた。



そして苦しそうに、