悪者女子の恋心!

笑顔で言ったものの、戸田の無表情は小揺るぎもしない。


単にあたしをガン見するだけ。


「…俺が聞いたんだけど」

はぁ?何、聞こえなーい。

「何て?」

「何してんだ、お前」


「…お昼寝~」

屋上とかなら可愛いのに階段ってねー。

可愛さ半減しちゃ…わないか。

顔が可愛いもんね。