悪者女子の恋心!

優しく髪を撫でる透真とテレビを見る。


いつもなら幸せな時間なのに、今はとても辛い。


胸がギュッと苦しくて痛い。


「咲にも好きな人ができたら絶対応援するからね」

「…うん」



既に不可能なのよ透真。



あたしが好きなのは透真だけなんだから。