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「れな、一緒に帰ろう」
「透真くん!もっちろん♪」
イライラする。
あたしを見向きもせずに帰る透真。
このイライラはきっと、あたしの傷口から来てるんでしょうね。
あなたの言葉、あたしをえぐったのよ。
あたしに居場所が無いことさえ忘れるくらい、春美さんが大事なの?
あたしは大事じゃないのね。
いいの、慣れてる。
でも、逃げさせはしないから。
「れな、一緒に帰ろう」
「透真くん!もっちろん♪」
イライラする。
あたしを見向きもせずに帰る透真。
このイライラはきっと、あたしの傷口から来てるんでしょうね。
あなたの言葉、あたしをえぐったのよ。
あたしに居場所が無いことさえ忘れるくらい、春美さんが大事なの?
あたしは大事じゃないのね。
いいの、慣れてる。
でも、逃げさせはしないから。


