悪者女子の恋心!

「しかし、それを公開されてしまっては家など一たまりもありません」


じゃあ、それじゃあ椿は、


「あの子はどうやって出てきたの…?どうして無視なんてできたんですか…」


「無責任ですが…私は凜なら椿を助けてくれると信じていました。そして、実際に凜は椿を助け出しました」


泣くな。泣きたいのは菊乃さんや椿や凜で、あたしじゃないのよ?


こんな辛いのに、あたしは今何もできない。


「馬鹿、みたいですよね…」


菊乃さんがまた寂しげに笑う。