悪者女子の恋心!

…なーんて。


こんなこと言ってないで本題よ本題!!


とりあえず保健室よね!


サクサク歩いていると、


「あーっ咲ぃ!!」


椿が後ろから走ってきた。

「椿。何?」


「何?じゃないよー!探したんだからねー!」


「ごめんごめん。それで、何か用があったんでしょ?」

「え?あー………告白、したんだね」


「あ…あれは勢いよっ!でも、もういいのスッキリしたわ」


「違うよー咲…あれ?そういえば咲こそ用があったんじゃ」


怪訝そうに首を傾げる椿。

「ええ、保健室行くの。大丈夫だから椿は教室戻った方がいいわよ」


「本当の本当に大丈夫?」

嬉しいな、心配してくれるなんて。


「本当の本当。ね?」


「分かった!じゃあお大事にね!」


潔いのは椿の優しさ。



ありがとう、椿。



パタパタと駆けていく椿に心の中でお礼を言った。