悪者女子の恋心!

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─凜side─ 


え…あ!?


アイツどこ行った!?


……例えるなら、嵐。


じゃなくてさ。


「おーおー。まぁた面白い展開だねー♪」


階段の上の手すりから万雄がヒョコッと顔を出していた。


「面白くねぇ…」

「え?じゃあ嬉しくないってことー?」


コイツ、わざと言ってやがるな。


「嬉しくない……こともない」


ふぅん、と興味も無さそうな顔で相槌を打った後、万雄はニヤリと笑った。


「じゃっ、俺が貰っても良いって解釈するけどー?」

は?


何言ってんだ?


「お前は椿のこと「好きだよ」


真剣な顔。


「そう思うんなら、大切にしろよー?ま、凜もバカだからしょうがないかー」



今は。


今は英野に気持ちを伝えられない。


整理をつけてからハッキリさせたいんだ。