悪者女子の恋心!

今は帰宅途中。


万雄と凜は用事があるとか何とかで、久しぶりに椿と2人で帰っている。


「ねぇ椿?バスソルト、今度は薔薇じゃなくてカモミールにしない?色は薄いブルーグリーンだし」


「いいねー!椿はねぇ、この前バイトでお湯に浮かべる用のお花見つけたよー」

椿はスキンケアショップでバイトしている。


これがあたしのサロンと三軒隣だったりするから、仕入れはオーナーがあたしに任せてくれるのよね。


「じゃあ今度、仕入れのついでに買っとくわね」

「いいよそんなの!椿のバイト先だし、椿が買うー」

「そう?じゃあお願い」

そう言うと椿はちょっと拗ねたみたいに唇を尖らせた。

「咲もこれくらい出費させてよねー…椿の居候感がドンドン増えてく」


居候、か。

そのうち椿も家に帰らなきゃなんないのよね…