悪者女子の恋心!

あんまり近づくとバレるから2階の階段から。


もう事は上手くいったみたいで、2人は柔らかく笑っている。

あたしがホッとしていると誰かが電話をしている声が聞こえた。


「え?用事?居ねぇけど英野」

凜だ。

委員会も終わったのだろう。

たぶんあの口調だと椿。

「居るわよ」

「うわ。居た居た、じゃあ連行するよ」