悪者女子の恋心!

「もう、あたし、」

『ねぇ咲!』


「っ、」



傷つくだけだと分かっているのに…体が動いた。



「あーっ、透真!れなちゃん!」

ビクッと体を強張らせる二人に、醜い笑いが浮かんだ。


「何してんの?あたし探してたんだけど」

「咲ちゃ…ごめんねっ」

「嫌よ許さない。なぁに、いつ見つかったのよ透真」
「…電話して、ちょっとしてから」

「はーっ信じらんない。それで?あたしが3時間も探してる間に?2人でイチャイチャしてた訳ぇ?」


「悪かった、咲っ」

「透真も春美さんもやだわねー」

「咲」

「でもねー?あたし怒っちゃった」

「咲」

「れなちゃん、あたし本当に嫌いだわー貴方のこと」

「咲!!」