鈍い彼女の攻略法



「枢は俺に似てるね~笑 親友は犬みたいに元気で人気ものなのに自分は人見知りで一匹狼みたいな?笑」

「あ、それ同じ事を誠を見たとき思ってたわ笑笑」

「まじかよ笑笑」

「わんこ達がはしゃいでるのみてるの私は嫌いじゃないかな…」

「まあ、俺も亮也が楽しそうにしてるとこ見るの嫌いじゃないな~
かと言って混ざりたくはないっ」


へぇ、一緒だと思ってたけどそこだけ違うんだな。


「どーして? 楽しそうじゃん!!」

「俺は見てる方が好きなの笑
混ざりたいなら混ざってくればいいのに~」

「無理だよ、自分は好かれないから笑
今はぼっちの誠くんがいるからいいんです~笑」

「うわ~笑」


そう、混ざりたいけど無理。

世界観が違うから、みんなキラキラしてて
太陽みたい。

けど私は月みたいに一人じゃ輝けなくて美香がいないときっと今みたいに楽しく過ごせてないだろうな。