「……。」

「………。」



…なんだろう、この沈黙は。

それにけいちゃんの様子がおかしい。

もしかして…??


「けいちゃん、具合悪いの?大丈夫?」

「へ!?あ、いや…違くて…あの…」

「??」


けいちゃんの顔が真っ赤になってく。

やっぱり風邪引いたんじゃ…?


「か、かなめ…。」

「ん?どーしたの?」

「俺、枢のこと好き…なんだ」


え、けいちゃんなんて言った…?

いま、すきって言った?

けいちゃんが私をスキ?!


そしてけいちゃんは真っ赤になりながら私の方を向いて続けて言った。



「付き合ってくれませんか?///」



いま、初恋が…叶ったの…?

そんなの、答えは決まってるじゃん。


「わ、私でよければよろしくお願いします!」


この瞬間私はけいちゃんの彼女になれた♪



「枢〜!おはよっ笑 なんかいいことあった?」

「美香おはよ。うん。とっても嬉しいことがね♪」

「なになに〜?笑 気になるなぁ〜」



美香は初恋を知っている。

美香には一番に言うつもりだった。


「実は…、けいちゃんと付き合えることになりました///」

「へ、え、へぇえ!?おめでとう!?」

「うん笑」


でもそのあとに暗い顔になって美香がぶるぶついい始めた。


「どーしたの?」

「い、いや!?べつに(汗」


変なの。どーしたんだろ?

そのあとに誠と亮也にもけいちゃんのことを言った。


「お、おめでとう枢…。」


なぜか亮也を見て焦りながら誠が言っていた。

亮也…、なんか怖い…。


「ありがとう誠。亮也…どーしたの?何かあった?」

「いや、なんでもねーよ!?おめでとう笑」

「あ、うん笑」



いま亮也が無理して笑った。

なんで、胸騒ぎがす…る?