彼に殺されたあたしの体

女のあたしでも疑問を感じて病院へ行き、診断されて実感がわくまでと時間がかかるのだから、男の先生は受け入れるまでにもっと時間がかかると思う。


「そうか……」


先生は小さく呻くように呟いた。


その言葉にあたしの胸に不安が広がる。


こう言う時男の人は困るものだ。


それはわかっていた。


だけど、その不安をあからさまに向けられた時、女性はどうしようもなく不安と恐怖を感じる。


ドクドクと心臓は高鳴り、嫌な汗を全身にかいている。


困っている。


先生は今困っている。