そして……トスッと、あたしの体はメイの両腕によって支えられていた。 「あ……メイ……?」 まだ視界はグルグルと回っている。 「美彩、大丈夫!?」 「だいじょう……」 返事をする寸前、あたしの意識は遠のいて行った。