彼に殺されたあたしの体

そして……トスッと、あたしの体はメイの両腕によって支えられていた。


「あ……メイ……?」


まだ視界はグルグルと回っている。


「美彩、大丈夫!?」


「だいじょう……」


返事をする寸前、あたしの意識は遠のいて行った。