彼に殺されたあたしの体

(あの事故はあたしの力が原因だったの? でも待って? あの時はあたしずっと土の中にいて記憶も飛んでないよ?)


「それはターゲットが近くにいた作業員たちに向けられていたからだよ。近くの人間を呪い殺すのに手間はかからないからね」


(……そう……なんだ……)


あたしは唖然とする思いだった。


まさか、あの2人も自分の力で殺してしまっただなんて思っていなかった。


あれは不幸な事故で、誰にもとめることのできなかったものだと思い込んでいた。


土の中にいても近くの人間を呪い殺す事はできる。


そこまであたしの力は強いものなのだ。


あたしは改めて自分の力の恐ろしさを感じた。


「ここに家が建って人が暮らし始めれば、みあお姉ちゃんはその全員を殺す事ができるんだよ」


(ちょ……ちょっと待って?)


あたしは睦人君の話を聞きながら頭の中に疑問が浮かんでいた。