彼に殺されたあたしの体

太陽は徐々に傾き始めていて、生徒たちの姿はとっくに見えなくなっていた。


それでもあたしは靴を探し続けていた。


制服は埃や土ススで黒く汚れ、いろんな場所に首を突っ込んだせいで髪はボサボサになっている。


それでもあたしは探すことをやめなかった。


悔しくて悲しくて、何度も涙が頬を流れて行った。


探している間何人かの先生に会い、靴がなくなったということを伝えると一緒に探してくれると言ってくれた。


大人の力を借りてでさえ、靴は見つからないのだ。


もしかしたら彼女はあたしの靴を持って帰ってしまったのかもしれない。


そうだとすれば、学校中探し回っても見つからないのは当然だった。


学校にはないのだから。